起業準備の第1回として退職後の生活費について考えるため、現在と未来を考察してみました。
1.現在の生活費
1-1.食費
ついついストレスでスナック菓子や清涼飲料水を追加で買ってしまうので無駄な出費があります。
1-2.水道光熱費
あまり気にしていないですが年々値上がりしているので節約を考えています。
1-3.住居費
税金や修繕費など今後のことを考えて費用の計画をしています。
1-4.交通・通信費
交通費は自転車通勤のためかかっておらず、電車で移動する機会も限られているのであまり現在は気にしていません。
通信費はネット回線と格安シムとガラケーを契約使用しています。
1-5.消耗品費
自転車通勤をしているので消耗品に費用が掛かります。
衣類は頻繁に買わずにコスパの良いものを見つけて購入し、日用品はなくなる間際に買うようにしています。
1-6.税金
所得税:前年の所得金額に応じて課税され、源泉徴収です。年末調整で払い過ぎが
戻ってきます。
住民税:所得割と均等割の合計で計算されます。所得割は前年の所得に応じて増える
部分で、均等割は地方自治体の定めた定額分です。
健康保険料:標準報酬月額に健康保険組合の利率をかけたものであり、会社と折半
です。
厚生年金保険料:標準報酬月額に厚生年金保険料率をかけたものであり、会社と折
半です。
雇用保険料:給与総支給額に雇用保険料率(労働者負担)をかけたものであり、会
社と労働者の負担率が違う。
介護保険料:40歳から課税され、標準報酬月額によって課税額が決まり、会社と
折半します。
1-7.医療費
最近は病院にかかることが減っているので健康維持に努めつつ、必要に応じて早め
に受診し大事にならないように努めています。
1-8.貯蓄・投資
積極的に貯蓄してはないので、つみたてNISAでずぼら投資をしています。また、確
定拠出年金に加入しており毎月積み立てしています。
1-9.娯楽費
書籍代や趣味の機材などを購入しており、無駄なものを 買わないように気を付け
る必要があります。
1-10.交際費
コロナ禍になる前は職場の飲み会があったのですが、現在は飲み会の頻度が年1回
程度であまり使っていません。コロナ禍も落ち着いてきたので少しずつ飲み会も復活
しつつあるので参加してお金と時間を無駄にしないように気を付けたいです。
2.退職後の生活費
2-1.食費
通常は1日1食なので健康に気を付けた食事をする予定です。
2-2.水道光熱費
自宅で仕事をするつもりなので契約も含めて見直す予定です。
2-3.住居費
固定費を把握し、適宜修繕計画を実行する予定です。
2-4.交通・通信費
交通費・通信費は私生活と仕事に分けるため契約を見直す予定です。
2-5.消耗品費
一番節約ができるところでもあるので無駄遣いをなくす予定です。
2-6.税金
所得税:前年の所得金額に応じて課税されるので起業1年目は多く払うことが予
想されるので準備が必要だと思います。
住民税:起業1年目は所得割が前年の所得に応じて計算されるので準備が必要で
す。
健康保険料:国民健康保険または退職前の健康保険組合の任意継続を2年間行なう
かを比較して無駄がないように継続していき、また、移行手続きをし
忘れると大変なので事前に用意しておく予定です。全額自己負担で
す。
国民年金保険料:厚生年金からの移行手続きをし忘れないように事前の準備を行
う予定です。また、国民年金基金に加入するかを検討中です。
全額自己負担です。
介護保険料:健康保険に入っていれば加入手続きは不必要で、40歳から課税さ
れ、標準報酬月額によって課税額が決まり、全額自己負担です。
2-7.医療費
退職前と同様に健康に気を付けて大事になる前に受診する予定です。
2-8.貯蓄・投資
退職前のつみたてNISAの継続ができるかわからないですが、投資を積極的に進め
る予定です。また、確定拠出年金の移行または脱退手続きをしないと自動的に国民
年金基金に移管され無駄な移換費用が掛かるようなので手続きを迅速にしたいと思
っています。
2-9.娯楽費
しばらくは仕事に専念することになるので娯楽費は余裕ができたらと考えていま
す。
2-10.交際費
新たなコミュニティー構築のために退職前とは違う使い方になります。
3.考察
起業をするにあたり生活費等を考えてみました。退職前と退職後に変化する費用の把握や手続きする必要があるものを調べることで無駄な経費を削減できることがわかりました。しかし、申請する必要があるものが多く申請忘れや時期を誤ると無駄な費用を被る可能性があるので注意が必要だとわかりました。今まで会社任せだったお金の計算を退職前に自分でできるようにする必要性を感じました。
雇用されている時にあまり気にしていなかった社会保険料の会社との折半等を考えると、起業後の必要年収は今の年収以上獲得できなければ同じ生活水準にならないことが分かり、起業後の値付けの参考になると考えます。
テレビなどのメディアでたまに”あなたの月収教えてください”というテーマで放送されているのを見ることがありました。その中で個人事業主と会社員の給与に差がある傾向にあり、個人事業主のほうが高い場合を見ると「会社員はもうからないなあ」と思うことがありました。しかし、社会保険など会社側が負担している額を給与に加えるとあまり差がないことがわかり、給与の表向きの額に騙されないほうが良いと感じました。
4.今後の課題
進捗状況が芳しくないので、うまくいっている部分がなぜうまくいっているのかやうまくいっていない部分との比較を通して考察し軌道修正しながら2023年中に”東京創業ステーション”で事業計画の相談をして一歩でも起業準備を前に進めていくことが課題です。